『カグラバチ』の妖刀は、全部で7本です。斉廷戦争のために六平国重が打った「妖刀六工」の6本と、戦後に打たれた7本目の「淵天」があります。
この記事では、名前が明かされている5本の妖刀を、契約者・能力つきで一覧表にまとめました。あわせて、原作コミックス12巻までの描写をもとに、妖刀と使い手の強さランキングを考察します。
2027年4月にはTVアニメの放送も始まります。アニメの前に妖刀を整理しておきたい方は、ぜひ参考にしてください。
- 妖刀7本の一覧と、契約者・使い手・能力
- 妖刀の基本ルール(命滅契約・本領)
- 12巻時点の妖刀最強ランキングと評価基準
- アニメ・最新刊の情報
原作12巻までのネタバレを含みます。アニメから見る予定の方はご注意ください。
【結論】カグラバチ 妖刀一覧早見表
| 妖刀(読み) | 契約者・使い手 | 能力の概要 | 主な活躍巻 |
|---|---|---|---|
| 淵天(えんてん) | 六平千鉱 | 涅(斬撃を飛ばす)・猩(妖術を吸収して放つ)・錦(玄力をまとって身体強化) | 1巻 |
| 刳雲(くれぐも) | 巳坂伊武基→双城厳一→六平千鉱 | 鳴(雷)・降(水)・結(氷) | 2巻 |
| 真打「勾罪」(まがつみ) | 契約者:剣聖 使い手:漣京羅、幽 | 生命力に干渉する。虫などをモチーフにした技を数多く持つ | 5巻(京羅)・11〜12巻(幽・剣聖) |
| 酌揺(くめゆり) | 漆羽洋児→昼彦 | 宴(酔いの幻覚)・遊(モノを操る)・残り1つは不明 | 6巻 |
| 飛宗(とびむね) | 座村清市 | 鴉(羽と位置を入れ替え)・梟(玄力を感知)・雀(傷を燃やして再生) | 7巻 |
| 残り2本 | 不明 | 不明 | 12巻時点で名前・能力とも不明 |
「主な活躍巻」は、集英社の各巻あらすじなどで確認できた範囲で記載しています。名前だけ先に出てくる妖刀もあるので、目安としてご覧ください。
そもそも妖刀とは?3つの基本ルール
妖刀は、特殊な鉱石「雫天石(だてんせき)」から作られた刀です。雫天石を扱えたのは六平国重ただ一人で、国重の死後に存在する妖刀は7本だけとされています。
ルール1:玄力を増幅して「術」として放つ
妖刀は、人の中に眠る生命エネルギー「玄力(げんりょく)」を、人体では扱えない密度まで増幅させます。それを術として放てるのが妖刀の力です。
真打以外の妖刀は、基本の能力を3つずつ持っています。淵天なら「色」、刳雲なら「天気」、飛宗なら「鳥」と、術の名前にテーマがあるのも特徴です。
ルール2:命滅契約で、使えるのは契約者だけ
妖刀には「命滅契約(めいめつけいやく)」という制限がかけられています。一度契約すると、その人の命が尽きるまで、契約者しか妖刀の力を引き出せません。
そのため、毘灼は妖刀を奪うだけでなく、契約者の命を狙います。物語の大きな軸になっているルールです。
ルール3:「本領」に触れると未知の力が出る
妖刀には「本領(ほんりょう)」と呼ばれる領域があります。使い手の解釈や成長によって、作った国重すら想定していなかった力が引き出されます。
同じ妖刀でも、使い手が変われば強さも戦い方も変わります。ランキングで「妖刀と使い手のペア」を見ているのは、このためです。
妖刀7本の能力と契約者を解説
淵天(えんてん)/ 六平千鉱
国重が戦後に打った7本目の妖刀です。妖刀六工と違って存在が知られておらず、国重の死後は息子の千鉱(チヒロ)が手にしています。術を使うと、金魚の形をした玄力が現れます。
- 涅(くろ):刀を振った軌道どおりに斬撃を飛ばす。千鉱が最も多く使う技
- 猩(あか):相手の妖術を吸い込み、好きなタイミングで撃ち返す
- 錦(にしき):高密度の玄力をまとい、身体能力を大きく引き上げる。そのぶん体への負担も大きい
2巻の双城戦では、小さな金魚を群れで放って細かい斬撃を浴びせる「涅」の応用技を編み出しました。さらに9巻では淵天の本領に触れ、淵天にはほかの妖刀を破壊するための刀という役割があることが明かされます。物語の鍵を握る一振りです。
刳雲(くれぐも)/ 巳坂伊武基→双城厳一→六平千鉱
雷・水・氷を操る、天候がテーマの妖刀です。もとの契約者・巳坂伊武基が殺害されたあと、毘灼から双城厳一の手に渡りました。2巻の「淵天vs刳雲」は、序盤屈指の名勝負です。
- 鳴(めい):広範囲に放電する。溜めが必要だが、溜めきった威力は妖術師でも防げないほど
- 降(こう):水を放つ。目くらましの霧にもなり、ほかの2つの術の起点になる
- 結(ゆい):鋭い氷を生み出し、攻撃にも足止めにも使える
双城との戦いで刀身は折れますが、楽座市編では千鉱が折れた刳雲を手に戦います。そして5巻で、刳雲の「献身」と引き換えに、千鉱は淵天を取り戻しました。
真打「勾罪」(まがつみ)/ 剣聖
国重が最も信頼した「剣聖」に託した最高傑作です。作中では銘の「勾罪」より「真打」と呼ばれることがほとんどです。斉廷戦争を勝利に導いた一振りで、ほかの妖刀とは別格の存在として描かれています。
能力の正体は、生命力そのものに干渉する力です。周りの命を奪って使い手に還元し、傷の回復や身体能力の強化につなげます。虫などをモチーフにした術を数多く持ち、全方位に斬撃を放つ「蜈(ムカデ)」などがあります。
技の数が多いのも真打の特徴です。契約者ではない漣京羅や幽も、真打の力の一端を使っています。
酌揺(くめゆり)/ 漆羽洋児→昼彦
幻覚とモノの操作を得意とする妖刀です。6巻で契約者の漆羽洋児が登場し、7巻で毘灼の少年・昼彦の手に渡りました。
- 宴:指定した相手に、酔いによる幻覚を見せる。視覚以外にも作用する
- 遊(ゆう):周りの「モノ」を自在に操る。昼彦は無数の死体を操って戦う
- 3つ目の能力:12巻時点では明かされていません
9巻では、昼彦が「遊」で死体を操り、数で押す戦い方を見せています。
飛宗(とびむね)/ 座村清市
鳥がテーマの妖刀です。毘灼に奪われていましたが、7巻で伯理の転送によって契約者・座村清市のもとへ戻り、形勢を一気にひっくり返しました。術を使うと黒い羽根が舞います。
- 鴉(からす):舞い散る羽根と自分の位置を入れ替える。居合と組み合わせた高速戦闘の要
- 梟(ふくろう):玄力を感知する。9巻では空を覆うほどの規模で使われた
- 雀(すざく):傷口を発火させて再生する。炎を刀身にまとわせて攻撃にも使える
座村の本領では、「雀」の再生の炎が自分以外の人や建物にまで及びます。9巻では、戦いで壊れた建物まで元に戻してみせました。
残り2本の妖刀
妖刀六工のうち2本は、12巻時点で名前も能力も明かされていません(2026年10月13日時点)。契約者についても、筆者が確認できた範囲では公式に名前が出ていないため、この記事では「不明」としています。

残りの2本がどんな能力なのか、いちばん気になるところだね!
カグラバチ 妖刀最強ランキングTOP5
ここからは、原作12巻までの描写をもとにした筆者の考察です。名前が判明している5本を、主な使い手とのペアで順位づけしました。
| 順位 | 妖刀 | 使い手 | 強みの一言 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 真打「勾罪」 | 剣聖 | 命を奪って力に変える、規格外の一振り |
| 2位 | 飛宗 | 座村清市 | 瞬間移動・広域感知・再生がそろう |
| 3位 | 淵天 | 六平千鉱 | 剣聖にも食らいつく成長力 |
| 4位 | 酌揺 | 昼彦 | 幻覚と死体の軍勢で戦場を支配 |
| 5位 | 刳雲 | 双城厳一 | 防御不能の雷を持つ万能型 |
ランキングの評価基準
- 作中の戦績:誰と戦い、どんな結果を残したか
- 能力の汎用性:攻撃・防御・移動・回復など、どれだけ多くの場面で使えるか
- 使い手との相性:本領への到達や剣の腕も含めた「ペアとしての強さ」
あくまで筆者の考察です。戦闘描写がまだ少ない妖刀もあるため、今後の展開で順位は変わる可能性があります。
5位:刳雲(くれぐも)/ 双城厳一
雷・水・氷の3つを組み合わせられる、バランスのよい妖刀です。溜めきった「鳴」は妖術師でも防げず、「降」で水を伝わせれば広範囲に雷を届けられます。
双城は刳雲の理論上の限界を超え、「鳴」の雷をまとって高速で動く戦い方も見せました。ただ、物語序盤で千鉱に敗れています。「能力は一級品、戦績で一歩譲る」という意味で5位にしました。
4位:酌揺(くめゆり)/ 昼彦
幻覚の「宴」と、モノを操る「遊」の組み合わせが厄介な妖刀です。昼彦は死体を操って数で押し、相手を幻覚で惑わせます。一人で戦場全体をかき乱せるのが強みです。
昼彦は千鉱と何度もぶつかり、京都編では淵天・酌揺・飛宗の三つ巴にも加わりました。3つ目の能力が明かされれば、さらに順位が上がる可能性もあると筆者は見ています。
3位:淵天(えんてん)/ 六平千鉱
斬撃・吸収・強化の3つは、どれもシンプルで扱いやすい能力です。そのぶん、使い手の工夫と成長がそのまま強さになる妖刀といえます。
千鉱は双城や京羅といった強敵を退け、本領にも触れて新しい戦い方を身につけました。12巻では、座村と2人がかりでも歯が立たなかった剣聖に、攻撃を少しずつ届かせ始めます。伸びしろ込みなら1位も狙える存在です。
2位:飛宗(とびむね)/ 座村清市
瞬間移動の「鴉」、広域感知の「梟」、再生の「雀」と、戦いに必要な要素がすべてそろった妖刀です。居合の達人である座村と組み合わさり、作中でも圧倒的な強さを見せています。
7巻では飛宗が手元に戻った瞬間に形勢を逆転させ、襲撃者を撃退しました。本領では再生の炎で他者まで治せるため、味方を支える力も随一です。妖刀六工の中で、真打に次ぐ実力と考えて2位にしました。
1位:真打「勾罪」(まがつみ)/ 剣聖
12巻時点で、文句なしの最強候補が真打と剣聖のペアです。真打は斉廷戦争を勝利に導いた妖刀で、周りの命を奪って使い手の力に変えるという、ほかの妖刀とは次元の違う能力を持っています。
11巻では幽が振るう真打が神奈備の薊を苦しめ、12巻では幽の体を乗っ取った剣聖が登場します。千鉱と座村が2人がかりで挑んでも実力差は歴然で、座村は致命傷を負いました。契約者ではない者が使っても強く、本来の契約者が振るえばさらに強い。この底知れなさで1位です。



残り2本の妖刀が出てきたら、また順位を見直すね!
番外編:ランキング外の注目の使い手
- 漣京羅(真打):楽座市編のラストで真打を手にした漣家の当主。契約者でなくても真打の力を引き出し、千鉱と緋雪を同時に相手取った
- 幽(真打):毘灼側で真打を振るう人物。11巻で薊を圧倒し、のちに剣聖に体を乗っ取られる
- 漆羽洋児(酌揺):酌揺のもとの契約者。昼彦とは対照的な人物として描かれる
- 香刈緋雪(炎骨):妖刀の使い手ではないが、神奈備に所属し、妖術「炎骨」で妖刀と張り合える数少ない存在
アニメ『カグラバチ』の放送情報
| 放送 | 2027年4月から |
|---|---|
| アニメーション制作 | Cypic |
| 監督 | 竹内哲也 |
| キャラクターデザイン | 佐々木啓悟 |
| 主なキャスト | 六平千鉱:木村太飛 |
国内の放送局・配信サービス・話数は、まだ発表されていません(2026年10月13日時点)。アニメで原作のどこまで描かれそうかは、こちらの記事で予想しています。


カグラバチをお得に読む方法
- 最新刊:12巻「未来」(2026年9月4日発売)
- 既刊:12巻(2026年10月13日時点)
妖刀同士のバトルは、見開きの迫力ある作画が魅力です。アニメが始まる前に、原作で淵天と真打の戦いを見届けてみてください。
- 初めての購入で使える割引クーポンを配布中(割引率・上限は時期により変わります)
- 定期的に開催される大型セールやポイント還元で、まとめ買いがお得
- 試し読みできる作品も多数。スマホ・PCどちらでも読める
※最新のクーポン内容は公式サイトでご確認ください。
まとめ
『カグラバチ』の妖刀7本と、12巻までの描写をもとにした最強ランキングをまとめました。
- 妖刀は全7本。妖刀六工の6本+戦後に打たれた淵天
- 名前が判明しているのは淵天・刳雲・真打「勾罪」・酌揺・飛宗の5本。残り2本は12巻時点で不明
- 契約者しか力を使えない「命滅契約」と、未知の力を引き出す「本領」が強さのカギ
1位:真打「勾罪」/ 剣聖
2位:飛宗 / 座村清市
3位:淵天 / 六平千鉱
4位:酌揺 / 昼彦
5位:刳雲 / 双城厳一
同じ妖刀でも、使い手と本領しだいで強さが変わるのがカグラバチの面白さです。新刊が出たら、一覧とランキングも更新していきます。
出典:集英社『カグラバチ 12』/集英社『カグラバチ 11』/集英社『カグラバチ 9』/集英社『カグラバチ 7』/集英社『カグラバチ 6』/集英社『カグラバチ 5』/集英社『カグラバチ 2』/サイバーエージェント「TVアニメ『カグラバチ』、2027年4月に放送開始!」



コメント